【株式会社トモグリーン・ケミカルさま】事業部門と人事部門でのターゲットの目線合わせが採用成功のカギに

静岡県静岡市に本社を構え、芝生管理技術発展に寄与し、緑化産業を支える株式会社トモグリーン・ケミカルの坂元様にお話を伺いました。

企業概要
●企業名:株式会社トモグリーン・ケミカル 様
●業種:芝生管理や園芸用の薬剤の販売および研究

【実施内容】
●求人広告、ダイレクトリクルーティング

【成果】
●経理1名、営業職1名の採用

目次

求人広告の運用に課題を感じていた

— チームフォワードに依頼する前は、どのような課題をお持ちだったのでしょうか。

坂元さん:
求人広告の運用について悩んでいました。もともとは無料の媒体を使用していて、大体1名くらいは新卒の方を採用できていました。ですが、だんだんその1名も採れなくなってきて、無料媒体に限界を感じていたんです。その時は新卒採用のみだったので、中途採用はしていなかったのですが、30代前後の営業の方が退職することになった際に、人手が足りない状況で新卒の方を1から育てることが難しくなり、中途採用もするようになりました。その時に初めて有料媒体も使ったのですが、右も左も分からない状態だったので、どうやったら応募が来るようになるのか見当がつかなくて全然上手くいかなかったんです。それが一番の課題でしたね。

竹田:
初めは無料の媒体を使われていたんですね。その後有料媒体も試されたとのことですが、当時を振り返ってみると、何が原因で上手くいかなかったのでしょうか?

坂元さん:
理想の人材像が結構凝り固まっていた感じはします。応募があった方に対して、妥協をしないと言いますか、営業さんが「この人がほしい」という理想像にこだわりがあったんですよね。当時の方を振り返ってみると、もっと条件を緩和してもよかったのかな、もう少し何かできたことがあったんじゃないかなと思います。

竹田:
なるほど、転職市場の状況と自社の求める人物像のギャップが生まれてしまっていたんですね。そうなると、上手くいかない理由は、決して採用手法だけの問題ではなかったのかもしれないですね。

ー当初、チームフォワードの印象はいかがでしたか?

坂元さん:
すごく仕事ができそうな方だなと思いました。弊社が結構ふわふわとした会社なので、最初は手厳しいことも言われるかもしれないなと思っていましたね。(笑)当初はどの業界にどのような人材がいるのか全く知らない状態だったのですが、社内で「どう進めよう?」と話していると、毎回すごくいいタイミングでお電話をくれたので、とてもありがたかったです。

竹田:
ありがとうございます。電話については、実は結構そう言って頂くことが多いんです。監視カメラ付いてる?みたいな(笑)15年ほど採用の仕事をしていると、相手の立場・社内状況・会社の雰囲気によって連絡するタイミングをなんとなく読めるようになるんです。ある種の職業病ですね。(笑)

坂元さん:
そうなんですね!さすがですね。
あとは、どうしたらいいか相談を投げたらすぐにご連絡くださって、的確かつ私では思いつかないような色々な案を出してくれたので、すごく助かりました。こんな風にも考えられるんだ!みたいな発見も多かったです。

竹田:
一応こちらからもお困りごとがないかお伺いするのですが、やっぱり相談していただかないと何に困っているかが明確には分からないので、たくさん悩みを言ってくださって私もすごくありがたかったです。これからも「ちょうどいいタイミング」と、課題に対して的確なアドバイスができるよう心がけていきます。

採用担当を兼務している立場として、チームフォワードの存在は心強い

— チームフォワードがご支援させて頂いて、よかったと思うことはありますか?

坂元さん:
すごく良い方が入ってくれて、竹田さんに任せれば間違いないと思いました。結果として経理1名と、最近新たに営業職1名の採用ができました。今回が初めてのダイレクトリクルーティングでしたが、どんな方が転職市場にいて、どんな経歴の方が狙えるのか、といったところがリアルに見えるようになりました。竹田さんの「この業界の人も良さそうですよ」という提案でも視野が広がりました。

竹田:
ありがとうございます。以前転職エージェントをやっていたので、その時の経験が活きたのかなと思います。
転職エージェントは色々な採用サービスの中でも、ほぼ唯一転職希望者と直接話ができるんですよね。
まだ応募していない人と話せるので、「転職希望者がどんなポイントを見ているか」を直接把握できるんです。
やりたい仕事は必ずしも「職種」ではなく、「会社の考え方や事業領域」で選ばれることも多いので、頭の中にある人材マップから、条件を当てはめて候補者像を考えています。

坂元さん:
あとは、うちの会社ではどうしても専任で人事を置くということが出来なかったので、竹田さんの力をお借りすることで他の仕事と両立して出来ています。職種によってアプローチが全然違うことも、竹田さんから学べましたね。知識がない部分を補ってもらえて非常に助かっています。

竹田:
そのお言葉、とても嬉しいです。チームフォワードを立ち上げた理由はまさにそこなんですよね。
私がお会いしたお客様のなかでも、採用担当が「本業として採用をしている会社」は1割以下なんじゃないかなと思います。よくあるのは、管理部や総務、役員、社長が兼任しているパターンです。

営業メール・営業電話が山のように来ると思うのですが、採用のサービスって本当にびっくりするくらいたくさんあるんですよね。専任でない方と求人媒体社とでは、情報量に大きな格差がありますから、各社から営業を受けたときに専任でない方が正しくサービスを選べるわけがないと思っているんです。

それでも、今の課題をなんとかしたくて大切な経費を割いていると思うので、無駄遣いさせるのではなく、使ってよかったと思えるサービスにすることが弊社のやりたいことなんです。だからこそ、その情報格差(非対称性)を埋めることが、自分たちの役割でもあり使命だと考えています。

全部任せて大丈夫!と胸を張れる

— 最後に、これからチームフォワードに期待することを教えて頂けますか?

坂元さん:
新しく研究職の採用も会社として検討しているので、またアドバイスをいただけたら嬉しいです。
私自身が、研究職の仕事内容を深く理解できていないこともあって、求める人物像のすり合わせが少し不安なんですよね。

竹田:
研究職は条件が厳しいことも多いので、採用難易度が高いですよね。しかし、部署間の橋渡し役のような第三者が入ることで、双方の本音をうまく中和しながら前に進められると思うので、まさにこのようなケースは弊社がお手伝いできるところかなと思っています。

では最後に、もし採用活動経験が少ない会社さんから「チームフォワードってどう?」と聞かれたとしたら、坂元さんはなんて紹介していただけそうですか?

坂元さん:
「全部任せていいと思います!」ですかね。(笑)
竹田さんに任せておけば絶対大丈夫なので、安心して相談してほしいなと思います。

竹田:
大変ありがたいお言葉です。本日は、お忙しい中貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。


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この記事を書いた人

株式会社チームフォワード代表取締役。
静岡県立浜松南高校 卒業。
静岡県立大学 経営情報学部 卒業。
株式会社マイナビで10年以上の人材コンサルティング経験。静岡県内の中途採用部門責任者として地方企業の採用支援に従事した後、教育研修事業部門の営業部長となり、日本を代表する大手企業への人材育成・組織開発のコンサルティング営業、及び、組織マネジメントを行う。
地元静岡にUターンし、転職エージェントで企業担当/キャリアアドバイザーを経験。                  
2022年 株式会社チームフォワード 創業。

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