【有限会社スルガ防災さま】「何もわからない」状態から2名採用へ。ターゲットを変えた一手が、採用成功のカギに

静岡県島田市を拠点に、消防設備の設計・施工・更新工事から点検・保守管理まで、30年以上にわたって手掛けている有限会社スルガ防災。「安心を守る消防設備のエキスパート」として、地域の安全を支え続けている同社の後藤さんにお話を伺いました。

企業概要
●企業名:有限会社スルガ防災 様
●業種:消防設備設計・施工・更新工事、消防設備の点検・保守管理等
●従業員数:6名

【実施内容】
●求人広告、採用コンサルティング

【成果】
●2名採用(30代2名)

目次

採用の「何もわからない」状態からのスタート

— チームフォワードに依頼する前は、どのような課題をお持ちだったのでしょうか。

後藤さん
もともと採用は社長がやっていたんですが、私が担当することになって。大枠では、求人サイトに載せることは思いついていたんですが、いざページを作ろうとすると、何を書いたらいいのかがまったく想像できなくて。何もわからない状態だったので、聞きたいことが聞ける人が欲しかったんですよね。

竹田:
採用担当になったばかりの方って、変数が多すぎて困っちゃいますよね。有料・無料どのサイトがいいか、どんな人を採用すべきか、原稿に何を書けばいいか。何がわからないかもわからない、という状態になりがちで。

後藤さん
そうなんです。そこで掲載を進める前に、採用のプロの方の意見を聞きたいなと思って、竹田さんに相談させてもらいました。

竹田:
ありがとうございます。実際に、私のお客さんでも同じようなことで悩んでいる方は本当に多いんですよ。

後藤さん:
求人サイトの営業さんはいっぱい来るんですけど、どれを選んだらいいのか全然わからなくて。
求人メディアの営業さんから頂いた話を前向きに聞いていたんですが、他のサイトと比較したわけでもなかったので、このまま進めてもいいのかという不安がありましたね。

竹田:
確か、すごくタイトなスケジュールだったんですよね。すぐ決めてすぐ載せないといけない、みたいな。

後藤さん
そうなんです。媒体さんのやり方なのかな、月末までに求人を載せたいから、その前に記事を書かないといけない、という感じでしたね。本来インタビューも受けるはずだったんですが、そんなにしっかりしたインタビューじゃなかったので、こちらの思いが伝わらないまま出来上がって、結構短期間で上がっちゃうなっていうのが懸念だったんです。

竹田:
そうですね。プラン自体は全然悪いとは思わなかったんですが、諸々内容を伺ったときに、完全に営業都合のスケジュールだなと思ったんです。

後藤さん
そうですね。ヒアリングがなかったのかな、確か。そこで、竹田さんに「今こういう話を進めてるんだけど、どう思いますか?」と相談してみたんだと記憶してます。

竹田:
はい、困ったときにお声がけ頂けたことが嬉しかった反面、以前聞いてたお話から相当難しい採用になるというのは理解していました。ぜひお手伝いさせてください!という気持ちがありつつ、結果が出せないのにやりましょうっていうのはしたくなかったし、とはいえ、採用の緊急度が高いご事情もうかがっていたので、どういうお手伝いができるのか、伝え方に悩んだことを覚えてます。

後藤さん
そうだったんですか!全然気付かなかったです。(笑)

竹田:
ただ、売れればいいという感覚の営業の方が担当すれば、さらに成果は出ないだろうし、そういう方たちを助けたいなと思ってこの仕事をしてるんだよなと思ったときに、悩んでることもお客様を向いた気持ちではなく、自分自身の保身なのかもしれないと気付いて、もう結果を出すしかないなと覚悟を決めました。

「50代狙い」への転換が、採用を変えた

— チームフォワードがご支援させて頂いて、よかったと思うことはありますか?

後藤さん
ターゲットの年齢を変える提案が、一番大きかったですね。若い人を採りたいという社長の意向もあって、1回目の掲載でも若い方を意識した内容にしていたんですが、応募が1件しか来なくて。

竹田:
実は島田市というエリアは、静岡県内でも特殊な採用の難しさがあります。静岡市に通える距離だと、どうしても大企業の多い静岡市に人が流れてしまうんですよね。ここでは割愛しますが、それ以外にも見えない複合的な難しさがあるエリアです。勤務地が島田という時点で、採用できる方の範囲はどうしても限定されていました。御社は、朝が早く体を使う仕事でもあったので、その条件をすべて飲んでくれる若い人を探すのは、正直なところかなり難しい状況でした。

後藤さん
そうですよね。それは分かっていつつも、現実問題として仕事を回すのも大変な状態で、この状況が続くのはなかなか厳しいなという状況でしたね。

竹田:
はい、試行錯誤した末、「何のために採用するのか?」に立ち返った時にターゲット変更を思いつきました。
仕事が回らなくなるくらいなら、まずは向こう5年間頑張ってくれる人を採れれば、その間に体制を整えられるんじゃないかということで、2回目の掲載のときに「採用する年齢を50代に上げてみませんか」というご提案をさせていただきました。

後藤さん
最初は正直、体力的に大丈夫かなという不安もあったんですけど、他に手がない状況だったので、提案を受けてみようってことになったんです。

竹田:
私もそこは心配していました。ただ、事前の打ち合わせで「体力がある50代ってどんな人ですか?」という話をしていたら、「日常的にランニングをしている人」というキーワードが出てきたんですよね。それを聞いて、「これだ!」と思いました。50代でランニングをしている人はたくさんいますよね。採用したい人、かつ、採用できる人、が見つかったかもしれないと思いました。この年代はセカンドキャリアを考え始める人も増えます。直線的なキャリアアップじゃなくて、自分が本当にやりたいことをやりたい、という気持ちを持っている人たちに刺さるメッセージが作れると思ったんです。

後藤さん
原稿のコンセプトを「休日は趣味のマラソンも家族旅行も。体力の不安もなく、定年後も働きたいと思える会社」にして、55歳の社員の声も入れて、がっつり50代をターゲットにした求人でしたよね。

竹田:
結果的に、1回目の掲載で応募1件だったのが、2回目は8件に増えました。アクセス数自体は15%程度増えただけでしたが、、応募数が大きく変わりました。

後藤さん
50代向けに作ったコンセプトですが、実際に採用できた2名は30代でしたね。そのニュアンスが他の年代にも刺さっていたのかなと思いました。

竹田:
見てもらうこと自体は媒体の力でできるんですが、興味がなければすぐ離脱してしまうんですよね。
1回目は「消防設備の社会貢献性」や「資格が取れる」という内容でしたが、最初からその仕事をしたい人はなかなかいないので、ちょっと飛びすぎてしまっていたかもしれないと反省しています。2回目は会社の価値観に共感してもらえる内容に変えられたのが大きかったのかなと思います。

これからも、タイミングごとに相談していきたい

— 最後に、これからチームフォワードに期待することを教えて頂けますか?

後藤さん
今は新しく入った2人に慣れてもらう時期なので少し落ち着いていますが、仕事量としてはまだ採用したい状況なので、またタイミングが来たら相談させていただきたいと思っています。採用以外にも、社員教育の面でもいつかお願いできたらなとは思っていて。現場メンバーの社会人としての基礎的な部分も、少しずつ整えていきたいなと。

竹田:
ありがとうございます。いつでも相談してきてください!あとは、一つアドバイスとして、年に1回でいいので近隣の会社さんの求人や待遇をチェックしておくことをおすすめしています。
一度成功した採用方法も、2年ほど経過すると通用しなくなっているケースが多いです。それくらい、今の採用市場は動きが早いんですよね。給料の相場も上がってますし、久しぶりに採用活動をすると「え、こんなことになってたの?」という浦島太郎状態になってしまうこともあったり。(笑)
期末など区切りのタイミングで市場を把握しておくだけで、だいぶ違うと思います。

後藤さん
確かにそうですね。気づいたら置いていかれてた、という状態は避けたいですしね。こういったアドバイスもですが、改めて今回関わっていただいて、本当に良かったなと思っています。今後もいろんな形で一緒に仕事ができたら嬉しいです。

竹田:
こちらこそ、ご縁をいただけて本当にありがたかったです。スルガ防災様が5年後・10年後にさらに良い会社になっていく姿を一緒に見ていけたら嬉しいです。

本日は、お忙しい中貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

株式会社チームフォワード代表取締役。
静岡県立浜松南高校 卒業。
静岡県立大学 経営情報学部 卒業。
株式会社マイナビで10年以上の人材コンサルティング経験。静岡県内の中途採用部門責任者として地方企業の採用支援に従事した後、教育研修事業部門の営業部長となり、日本を代表する大手企業への人材育成・組織開発のコンサルティング営業、及び、組織マネジメントを行う。
地元静岡にUターンし、転職エージェントで企業担当/キャリアアドバイザーを経験。                  
2022年 株式会社チームフォワード 創業。

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