【株式会社テクノミクスメンテさま】ホームページ制作はゴールではなかった。想いの言語化が、組織の土台になるまで

OT領域の確かな技術と若い力を原動力に成長を続ける、株式会社テクノミクスメンテ。OTサプライヤーとして、“現場を支える技術”を軸に、生産設備やインフラを支え続けている同社の平岡社長、奥野専務にお話を伺いました。

【企業概要】
●企業名:株式会社テクノミクスメンテ 様
●業種:制御システムのソフトプログラム開発・現地調整/制御盤等の設計製作/電気工事
●従業員数:74名

【実施内容】
●人事戦略コンサルティング、採用サイト制作、採用動画制作、社員研修

目次

発信できていなかった想いと、組織拡大に向けた備え

— チームフォワードに依頼する前は、どのような課題をお持ちだったのでしょうか。

竹田:
チームフォワードとのお付き合いがスタートしたのは1年半ほど前でしたが、お付き合いを始める前に抱えていらっしゃった課題は、どんなことがありましたか。

平岡社長:
企業としての情報発信のところでいうと、うちの想いをちゃんと載せられていませんでした。想いをどうお客様に伝えるか、また採用の面でも、求職者の方たちに魅力的な会社だと思っていただく為の情報量が、全然足りていなかったなと思います。日々やっていることを写真に撮って文章にして載せるだけになっていたので、想いの部分は抜け落ちていましたね。

竹田:
なるほど。想いを伝える手段が、なかなかなかったんですね。2024年頃に社長も代わられて、伝えたかった想いが色々あったのではないかと思うのですが、当時、社内外に向けて伝えたかった想いというのはどんなことでしたか。

平岡社長:
まずは従業員に対してですね。うちは長く働いてくれていた人が多いので、従業員たちへの感謝をまず伝えたかったんです。それをひとつの形にして、そこから何らかの形で発信していけたらというのが最初でした。

竹田:
社内に長く貢献してくれている方々への感謝が、最初に出てくるんですね!てっきり世の中に向けての発信が先に出てくるかと思っていたので、意外でした。平岡社長には何度かインタビューさせて頂いていますが、いつも、最初に社内の話が出てくるので、それだけ社内への想いが強いんだろうなと改めて感じています。

平岡社長:
そうですね、そこが一番強かったですし、スタートだったと思います。

奥野専務:
苦楽を共にしてきたという感覚は本当に強くて、私自身も一社員として彼らと一緒に歩んできました。入社の時期がほとんど同じで、社長とも2年ぐらいしか違わないんです。年代も入社時期も近いので、「従業員」というよりは「仲間」という意識の方が強いんですよね。感謝を伝えるだけでなく、何か報いたいという思いもありました。

— 売上目標の先にあるもの— 社内還元、地域貢献、そして組織づくりへ


竹田:
従業員に還元したいという思いと同時に、御社としては今後どこを目指していかれるんでしょうか。

平岡社長:
売上でいうと、まずは100億円企業まで持っていきたいというのがあります。企業が大きくなって安定することで、みんなに還元できる部分もかなりあると思うので。あとは地域への貢献ですね。静岡を代表するような企業になれたらという思いもあります。

竹田:
事業目標を教えて頂く際、なぜそこを目指すのか伺うようにしているのですが、御社においては、ここでもやはり社内への還元が大きいんですね。

平岡社長:
そうですね。自分のためだけだと限界がありますが、仲間の為だと思うと遠くまで行けると思います。

竹田:
地域という点では、清水エスパルスさんや靜甲ソルフェジオさんのスポンサーもされていますよね。

奥野専務:
そうですね。特に靜甲さんはお客様でもありますし、昔からのお付き合いで、同志のような気持ちで応援しています。地域貢献という観点では、他にも、港まつりへの協賛など、少しづつ広げようとしているところです。

竹田:
そうなんですか!素敵ですね。今後100億円を目指す会社として、組織のあり方を変えていく必要がある場面も出てくるかと思います。現時点で組織に大きな問題がある訳ではないですが、急拡大していく中で起こりうる問題に、先回りして手を打っておきたいというのが組織コンサルティングのスタートでしたよね。

支援プロセスが気づきを言葉に変えていった

— チームフォワードがご支援させて頂いて、よかったと思うことはありますか?

竹田:
今回ホームページ制作に入らせていただきましたが、宿題も多くて大変だったと思います。私たちは作り始めるまでに時間をかける傾向があって、それはホームページをあくまで「箱」だと考えているからなんです。御社が何者で、何を伝えるべきかを整理してから、最後に箱へ落とし込む。だから最初は、この話が何になるんだろうと思われる時間も長かったんじゃないでしょうか。

奥野専務:
僕らの頭の中の整理という意味でも、気づきがとても多かったです。お互い思っていることは色々あったんですが、それが文字になって整理されていく過程で、こういうことを目指しているんだとか、こう思っていたんだと言葉にしてもらえて、すごく良かったです。自分たちでも気づいていなかった部分を、掘り起こしてもらえた感覚もあります。

竹田:
御社にはじめてお邪魔したとき、「部活っぽい雰囲気ですね」とお伝えしたことがあるかと思うのですが、その背景にあるものは一体なんだろうとずっと気になっていました。過去の歴史や、これからどうしていきたいか?という未来への想いを接続し、言葉にしていく中で、私としては、最初に感じた”部活っぽい雰囲気”という印象をを一枚の地図に書き起こしていくようなイメージで関わらせて頂きました。そしてそれを、ホームページというかたちにアウトプットしていったので、「この雰囲気はどこから来ているんだろう?」という問いに対して、ずっと答え合わせをしているような感覚がありました。

平岡社長:
過去にホームページをお願いした制作会社さんは、なんとなく形を整えるだけという印象がありました。でも竹田さんは、しっかり魂まで入れてくれているなと感じています。

奥野専務:
外からではなく、中に入ってきてくれるのが一番ありがたいんですよね。まるで一社員かのように組織の中に入り込んでくれるので、外部の視点を持ちながら、社内の感覚も持って話ができる。理解した上での話し合いなので、やりとりもすごくスムーズに進みました。

竹田:
ありがとうございます。嬉しいです。中に入ってこられることについては、嫌じゃなかったですか。

平岡社長:
こちらの立場に立ってもらえたので良かったですし、いい距離感だったなと思います。

竹田:
それならよかったです。組織の中に入り込むことで、従業員の方々の視点を僕が翻訳してお見せできるんですよね。見る人によって会社の見え方は少しずつ違うので、外部からいろいろな視点を持つことで、客観性を保ちながら中のこともわかる。魂を込めるというのは、私自身も大事にしてきたことなので、そう言っていただけて嬉しいです。

■実際に制作したホームページはこちら↓
https://tmm.co.jp/recruit/

— 大事にしている部分を、うまく拾ってもらえた

竹田:
ホームページ制作は10ヶ月ほどかけさせていただいて、その後の半年間は人事戦略コンサルティングとして、MVVの策定、人事評価制度づくり、社員研修を進めてきました。最初の一歩として、エンジニアの方向けに「伝える力」の研修から始めさせていただきましたが、初めての外部講師を招いての研修はいかがでしたか。

平岡社長:
受けた本人たちも、私たちも、気づきが多かったと思います。伝えるということが自分たちにどれだけできていないか、どれだけ大切かということもそうですし、私たちからすると、受けた人たちの意識の変化を感じる場面もありました。例えば、電話の応対を聞いていても、何かを変えようとしているんだなというのは感じましたね。

竹田:
それは素晴らしいですね。研修を1回やってガラッと変わることは基本的になく、研修の役割はスイッチを入れてあげることなんです。御社の場合は、研修後もロールプレイングをしていただいたりと、継続的な取り組みをして頂いたことで研修がしっかり機能したと思います。そういったことをきっちりできる会社は決して多くないので、決めたことをやり切る力は、本当に御社のすごいところだと感じていました。また、MVVの策定、人事評価についてはご一緒してみていかがでしたか。

平岡社長:
MVVも自分の頭の中では漠然とイメージがあったのですが、会社としてきちんと表に出したことはなかったので、それが整理されて、言葉に変換してもらえたのはかなり助かりました。自分たちが大事にしている部分を、うまく拾ってもらえているなと感じています。人事評価制度はまだ完成していなくて、これから人数がもう少し増えた段階でうまく当てはめていく想定です。

竹田:
ありがとうございます。大切にしているところをしっかりと汲み取ることはすごく意識していました。制度や評価の方法を決めること自体は1〜2時間のミーティングを数回という非常に短い時間で行いますが、そこで決めたことは、この先何年も御社の中に浸透していくものになるので、言葉ひとつとっても慎重に、丁寧に扱っていきたいと思っていました。

これからも、中から一緒に発信をつくっていきたい

— 最後に、これからチームフォワードに期待することを教えて頂けますか?

平岡社長:
従業員がかなり増えてきているので、自分たちの思いを伝えていくのがこれから難しくなっていくと思うんです。発信の仕方や伝え方、ミッションの浸透といったところを、引き続き一緒にやっていただけたら助かります。

竹田:
ありがとうございます。自分の中にあっても、まだ言葉になっていないことはたくさんあると思うので、それを言葉にして表に出していくこと、そしてどう伝えれば届くのかというところは、引き続きお手伝いさせていただけたらと思います。

平岡社長:
ありがとうございます。今のフェーズと次のフェーズでは、伝え方もきっと変わってくると思うので。

竹田:
そうですね。従業員数が増えていくと、これまでのように一人ひとりと密にコミュニケーションを取るのが難しくなっていくと思うので、そうなったときにもきちんと伝わっていくよう、間接的な伝え方も含めて、これからも伴走させていただければと思っています。

本日は、お忙しい中貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。

【無料】採用力を上げながら、「人と組織」の見直しに役立つ情報を月1回お届け!
竹田敬介の採用「勝ち筋」メールマガジン

事例も紹介。月1回、2分で読める無料メルマガ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社チームフォワード代表取締役。
静岡県立浜松南高校 卒業。
静岡県立大学 経営情報学部 卒業。
株式会社マイナビで10年以上の人材コンサルティング経験。静岡県内の中途採用部門責任者として地方企業の採用支援に従事した後、教育研修事業部門の営業部長となり、日本を代表する大手企業への人材育成・組織開発のコンサルティング営業、及び、組織マネジメントを行う。
地元静岡にUターンし、転職エージェントで企業担当/キャリアアドバイザーを経験。                  
2022年 株式会社チームフォワード 創業。

目次